私が「AUDI TT 8N」に施したチューニングとカスタムの記事の中で、実際にニュースピード製のコンピューターチューニング「NEUSPEED JSP-Chip(ニュースピード ジャパンスペック P-Chip)」を行った事をご紹介していますが、自動車にコンピューターチューニング(ecuチューニング)を行う事での効果やメリット、そしてデメリットについて書いてみたいと思います。
コンピューターチューニング(ecuチューニング)とは?
最近の自動車はほとんどの場合、車にインストールされているコンピュータープログラムによりエンジンが動作していて、そのプログラムの指示を元にエンジンの挙動が変わったり制御がされている状態です。
そのため、いくら思いっきりアクセルを踏み込んでも、ある速度域からの加速度は変わらない、といったような制御もあります。
(チューニング前のAUDI TT 8Nにはこのような制御がありました)
NEUSPEED(ニュースピード)製の場合で簡単な説明をしていきますと、ベースプログラムで既に設定されている点火タイミング、燃調、リミッター、ターボ車では過給圧、過給タイミング、過給持続時間などの設置数値を変更し、新たな設定数値により制御させることで出力の向上を実現させるようなものが「コンピューターチューニング(ecuチューニング)」となります。
コンピューターチューニングのメリット
コンピューターチューニングを行う一番のメリットは、やはり「だれでもすぐに、そしてとても簡単に出来るチューニング」だと思います。
作業についても、パソコンに何かソフトをインストールするような感じなので、早ければ小1時間でチューニングが完了してしまいます。
車種によっては違いを感じとれない?
例えば、AUDI(アウディ)のA1 1.4 TFSI(2011年~)を、ニュースピードのコンピューターチューニングを行った場合、馬力の数値のみにフォーカスすると、「122PS ⇒ 135PS」となり、わずか10馬力強しか変化しません。
もちろん、既に書いているように、その他のプログラム書き換えにより、燃費効率や加速感の向上なども実感出来るかもしれませんが、すごい変化を感じるまでにはいかない可能性が高いです。
そして、このA1用のプログラムでも「125,000円」と高額であるため、費用に対しての効果をどれほど実感出来るかも不透明で、感じ方も個人で異なるため、とても簡単に出来るチューニングである一方、こういった点がコンピューターチューニングのデメリットに成り得るかな?と感じています。
また逆に、元々ハイパフォーマンスな車に対しても同じ事が言えると思うのですが、既にハイパワーを備えた車は、何もせずとも実感出来るすごさが既にあるため、例えばさらにチューニングにより馬力が50以上上がったとしても、さほど感動は得られないと思います。
とは言え、チューニング後にはパフォーマンスが激変する車種も実際にあるので、試してみる価値はあるチューニングの一つとも感じています。
その他のecuチューニングを行っている会社について
NEUSPEED(ニュースピード)以外にも、コンピューターチューニング(ecuチューニング)を手掛けている有名な会社についてのリンク貼りもしておきます!
APR from USA
※APRはアメリカ、アラバマ州に本社を置く会社ですが、日本国内でも取り扱っているカーショップは色々あると思います
輸入車(外車)のマイカーリースも可能「SOMPOで乗ーる」
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