私が「AUDI TT 8N」に施したチューニングとカスタムでご紹介の、最終的に廃車にせざるを得なかった、今までで一番好きだった「AUDI(アウディ) TT 8N」ですが、保有中に発生した故障と修理歴についてご紹介したいと思います。
AUDI TT 8Nを中古で買った時期
さて、私が中古でTT 8Nを買った時期は、初めてAUDI TTという車が登場して10年後だったと思います。
それまでも私は探し続けていたのですが、発売から8年目くらいでも、300万超えくらいの価格帯のものしか中古車市場には出て来ず、さすがに高いとさらに待ち続け、10年目にしても170万という価格帯がほとんどでした。
(もちろん安いものもありましたが、走行距離が10万超えなどであったため止めました)
それでも、例えばグーネット(Goo-net)であっても、在庫的には10台前後しか中古車一覧には出て来ず、さらに一番欲しかった「左H・6MTタイプ」まで絞ると、4,5台程度までに減ってしまい、しかしながら折角見付けた貴重な在庫であったため、走行距離が35,000くらいで170万くらいだったTTを購入しました。
メーターの故障が一番多い
「外車で故障はあたりまえ!」と言っても過言でないくらい、現在乗っている「AUDI TT RS」でも、日本車では考えられない様な、原因不明の故障が発生しているのが現状です^^;
そのため、購入後の「AUDI TT 8N」にも、何かの故障は予め覚悟していました。
そして案の定、すぐに気が付いた故障が「ガソリンメーターの不具合」で、その内容は「ガソリンメーターが常に空(針落ち)」状態でした。
早速ネットで検索して出てきたのは「様々なTTのメーターパネルの故障」内容で、「タコメーターが動かない」、「スピードメーターが動かない」など、とにかく分かった事は「AUDI TT 8Nはメーターの故障が一番多い」という事でした。
修理の方法はメーターごと交換
一番早くてすぐにでも修理出来る方法が「メーターパネルごと交換」する事だったのですが、なんと「メーターパネルだけで10万越え」と聞き、さすがに修理は諦めることに。
そして、対処方法としては、とても原始的な「リッター計算(走行距離 ÷ ガソリンの量)」で燃費計算を行い、この「ガソリンメーター不良」の件については、とりあえず出費もなく問題解決?となりました。
燃料ポンプを交換
上までの状態で数ヵ月間は何も問題なく乗る事が出来ていたのですが、ある日セルフのガソリンスタンドでガソリンを入れていると、ガソリンはほとんど入っていないにも関わらず、「すぐにレバーが戻ってガソリンを入れられない」という状態が続き、最終的には「タイムアウトで数リッターしか入らない」という事態が発生しました。
そこでとりあえずは、なんとかそこから帰れて、自動車屋にも持って行けそうな量(10リッター程度)を入れ(3度ほどタイムアウトが発生)帰る事に。
そして早速、いきつけの自動車屋に相談してみると、おそらく「燃料ポンプ(フロート)の交換で解決」するとの事。
ただ、このTTには燃料ポンプが2つあり、「2つ共を交換するのが得策」という事と、「1つが4万程度」と高額であるという事も聞いたのですが、このままではまともにガソリンすら入れられず困るため、また、もしかすればガソリンメーターも直るかも?と期待し、燃料ポンプを全て交換する事にしました。
ガソリンは入るがメーターは故障のまま
「燃料ポンプを全て交換」した事で、無事ガソリンは正常に入れる事が出来るようになりました。
しかし、期待していたガソリンメーター改善について、メーターが動くようになったものの、ガソリンの量とは明らかに違う場所を針が指していて、やはり使い物になりそうになくあきらめることにしました。
ちなみに、通常の自動車は、単に燃料ポンプ(フロート)の動きで、現在のガソリンの量をメーター上で知らせてくれるのが普通なのですが、なぜかこのTTはメーターの電子機能で量を検知するという、とても迷惑な高機能システムを採用している事が、不具合発生の大きな原因だったようです。
瞬間的に「失速」が発生
ガソリンの件はその後も問題は発生せず、それから半年ほど経った頃だったと思います。
ある日、ちょっと強めにアクセルを踏んで、急加速しようとした時、高回転域で「ババッ!」みたいな音とともに、一瞬「失速」が発生しました。
初めは気のせいかな?とも思っていたのですが、再度何度か試してみると、やはり同じような現象が何度か発生します。
ですがはっきりとした原因は分からず、それから1ヵ月ほど経った頃には、失速する頻度が上がってしまいました。
ある日エンジンに異常が
失速原因が全く分からないまま、さらに数日経ったある日、エンジンから異音が聞こえ、同時に煙が発生。
そしていくらアクセルを踏んでも、ほとんど回転数が上がらず、スピードもほとんど出なくなってしまいました。
すぐに路肩へ車を停車させ、JAFを呼んで自動車屋へ運ぶ事に。
原因は4気筒のうち1気筒がダメになっていた事で、さらにそのイグニッションコイルを外した際、エンジンとの接続部分の金具(電気の送受信をする場所)が砕けてしまったとの事で、コイル含めその部品も交換する事になりました。
「失速」の原因が判明
実は今回のイグニッションコイル交換により、あの「失速」の原因が判明する事に繋がりました。
その原因は、壊れかけていた金具が、イグニッションコイルからの電圧をうまく受け取っていなかった事で、コイルと金具交換が完了後には、あの失速は全く出なくなりました!
15万キロを目前に発生した「最後の大きな故障」
本当はまだまだ乗りたかった愛車「AUDI TT 8N」ですが、残念ながら廃車にせざるを得なくなった「最後の大きな故障」が発生してしまいます。
失速問題が解決した後は、特に大きな故障などもなく(もちろん劣化部品の交換などは行いつつ)、長く乗っていたのですが、走行距離が15万キロを目前にそれは発生しました。
その「最後の大きな故障」とは、なんと「ブレーキが全く利かなくなった」事でした。
それも場所が「高速道路を走行中」で、まさに「高速道路から降りようとした」タイミングであったため、かなり危険なシチュエーションでした。
しかし、「丁度減速を始めた段階」であり「6MTだった」ため、減速で発生するエンジンブレーキを有効利用し、なんとか停止する事ができ、本当にほっとしました。
ブレーキを動作させるための部品の一部の故障が原因で、それを交換すればまだ乗れるとは言われたのですが、さすがに一度でも「ブレーキが利かなくなった車」はとても怖いため、残念ながら廃車にせざるを得なくなりました。
ほとんどの自動車は、エンジンがかかっていない状態では、ブレーキが硬くて踏めない状態になっています。
これはブレーキの動作上の仕組みであるため、特に問題ではないのですが、おそらく私のTTは、一部の部品不良が原因で、一時的に機能を失ってしまったのだと思います。
これはTTに限らずですが、もし10万キロを越えた車を所有している場合、ブレーキ周りの点検は強化する事をおすすめします。
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